2007年06月09日

電車通学T

高校生の時は京阪沿線の樟葉に住んでいました。
通っていた高校は京橋下車のとある学校。
帰りはいつも友達と適当な駅で降りてぶらぶら遊ぶのが日課みたいになっていました。

その日は枚方市駅で下車してショッピングモールで遊びました。
夕方になって駅のホームに降りたんですが、反対側のホームにヤンキーの高校生が二人。
何の会話をしてたのかは覚えてないけど、一緒にいた友達がそのヤンキーを見て笑いながら俺に何か言いました。
向こう側のヤンキーはそれに気がついて「なんじゃ、お前らー!」と怒鳴ったかと思ったら、線路に飛び降りてこちらのホームに走ってきました。
やばっ。
声に出す前に俺も友達も危険を感じて走り出し、ホームの階段を必死で駆け上がりました。
後ろからは「待たんかー、コラーッ!」と叫んでいます。
振り返って見てないけど、確実に俺たちを追いかけてきてます。

学生の頃の俺はバカと言うか、妙に大胆なところがあって、階段を二段飛ばしで上りながら“どうせ、あいつら俺の顔まで見てないはず・・・・・・・”と頭によぎりました。
階段を上りきって左に曲がったところで俺はくるりと向きを変えて、何食わぬ顔で平然とそいつらのいる方向、つまり階段を下りてゆきました。
友達は必死なので、俺の動向なんか全然気にする余裕もなく一人で走っていった様子。

案の定、ヤンキー達は俺には目もくれず、友達が逃げていった方に走り去ってゆきました。

少し待つと電車がやってきたので、それに乗り込み一安心。
あいつもうまく逃げられたかな。
そんなことを思いながら走る電車の窓から暮れかかる町並みを眺めていました。

しばらく走ると線路沿いの道を必死で走る学生服の男が見えました。
残念ながら、それはさよならも言わずにさっき別れた友達でした。
やはり、その20mほど後ろをヤンキーが追いかけていました。

二人だったはずのヤンキーは何故か5人に増えていました。

posted by 成記 at 00:00| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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