2007年03月21日

LOOP COUNT ERROR

ブラックバス釣りに代表されるルアーフィッシングは、基本的にキャッチ&リリース。
釣った魚を無闇に殺さずに逃がしてあげる、ってこと。
ビデオで見たことあるだろう。バスアングラーが長時間かけて吊り上げたバス。
口を持って高くかかげてにっこり笑って、その後キスして逃がしてあげてるシーン。かっちょいい!
なんて自然に優しい遊び人なんだろう。

そんなこと俺が思うわけない。

口にフックをかけられて、痛いのに必死でもがいて逃げて、それでも糸は切れなくて・・・・。
体力尽きて吊り上げられた挙句「Good fight!」なんて言われる魚の身になってみろよ。人間の身勝手さがよくわかる。
魚はヌメヌメしてて気持ち悪い人もいるだろうけど、人間の手にも雑菌が一杯ついていて、人の手に触れた魚は高い確率で皮膚病になるんだ。
しかも泳ぐ力も尽きた魚だ。逃がされても死んでしまうか、運よく生き延びても元の状態に戻るまで相当時間がかかる。
キャッチ&リリースなんて奇麗事だ。魚を大切に思うなら釣るな。

琵琶湖を代表する漁協は在来種が絶滅するからという理由づけで、ブラックバスやブルーギルの駆逐に躍起になっている。
バスはFish eater、魚を食う魚だからね。
でも、ちょっと考えて見たら在来種は絶滅しないってすぐにわかる。
バスが小魚を食べる→バスが増えて小魚が減る→小魚が減るとバスは餓えて死ぬ→バスが減ると小魚が繁殖する。
自然界の当たり前の摂理でしょ。
どこかで均等は保たれる。人が手をかけなければね。
漁協は自分たちが獲る魚が減るから死活問題なんだろうけど、問題を置き換えてる。
バスを食べる方向で話を進めればいいのにね。ソレも努力って言うんじゃないの?
大体ブラックバスもブルーギルも日本が餓えていた頃に食用魚として進んで輸入したくせに、今になって悪者扱いか。
日本中にバスが広まったのも、琵琶湖の稚鮎を各地の河川に無制限に放流してるから一緒にバスの稚魚が混じっているからでしょ。
釣り好きがバスの稚魚を川に放した、なんて話は無いとは言えないけど、本筋とは思えない。冷静に考えたら信憑性にかけるね。

ところで俺はというと、キャッチ&リリースは基本的にしないから、バスでも釣ったら食べる。本当に食べる。家内に聞いてみろよ。
アマゴもチビはリリースすることが義務付けられてるから、身体に触らないように逃がすけど、大体は焼いて食べる。
俺と勝負して負けたんだから大人しく食べられろ、って言うのが理由。
だけど、コレとて怪しいもんだ。でしょ?
単なる俺のジェスチャーに過ぎないね。
わざわざ釣らなくても他に食べるものはいくらでもあるんだから。

告白すると、俺は狩りが好きなんだろう。
清流の白泡の中から魚を引き抜いた瞬間は達成感を感じる。
魚を愛してるけど、魚を殺すことに喜びを見出してる。俺はこんなやつだ。
コレが俺の背負った業なんだろう。
対人でも似たようなことをきっとしてるはず。いつか報いを受けなければいけない。

でも人はみんなどんぐりの背比べのようなもの。
自分が手をかけなくても誰かに殺してもらったた牛や豚を食べているし、小鳥をかわいいと言いながら、鶏肉を食べてる。
私はベジタリアンだから、なんて話しになると、植物も生きているけど・・・・なんて話に進展してしまって、後頭部から煙が立つよね。
人間なんて所詮こんな生き物だ。
でも、そこからはじめなきゃ。そこから話をしないとダメな気がするよ。
自分は悪いことをしてるんだ。人間は罪深いんだって認めるところから始めないと好転はしないだろな。

バス釣りの話から、なんだか壮大なテーマに切り込んでしまってちょっと後悔してるけど、大事なことだよね。
ぐるぐる回って振り出しに戻るだけかも知れない。
でも、考える価値のあるテーマだと思う。


posted by 成記 at 00:00| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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