2007年03月26日

赤は止まれ、黄色は注意、青になったら渡ろう

遠くに見える
シグナルを頼りに
停まったり 走ったり

目の前を 足早に
あるいは のんびりと
通り過ぎる群集

喜びや 悲しみや
怒りを胸に
人並みは 
どこへ向かうの


今 アクセルを
床一杯に 踏み込めば
なにが 起こるの

そんなことを
考えてる車が
あちらに こちらに

頭の上の
シグナルを 頼りに
今日も みんな
停まったり 走ったり


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2007年03月25日

ポッポの物語

店をやっていた時のこと。
ショッピングセンターの3Fにあるうちの店は中庭と隣接していたんだ。
中庭は四方をガラスで囲まれていて、食事をしながら日本庭園を楽しめる様になっていた。

いつからかそこに一匹の鳩が住み着くようになった。
よく見ると片方の羽がだらりとしている。どうやら大きなガラス窓に激突して飛べないらしい。
地べたをうろうろと歩いている。

日本庭園といっても草木が植えてあるだけで、鳩の食べるものなんかないし、いつか餓えて死んでしまうかも知れない。
鳩の餌を買ってきてその辺にばら撒いてあげてたんだ。
そのうち羽が直ったら飛べるようになるだろうと思って。

でも、いつまで経っても鳩の羽は力なく垂れ下がったまま。

いつのことだったか沢山の雨が降って、中庭も水浸しになった。
外は冬。鳩の餌も食べられたもんじゃないだろうし、巣もないそいつは羽毛を逆立てて水溜りの中で寒そうにしてた。
このままでは死んでしまうと思って、そいつを保護することにした。
したのはいいが、こいつがなかなかすばしこい。捕まるまいと逃げ回る鳩を追い回す俺の姿はきっと面白かっただろうな^^

口ばしであちこち突つかれながら、やっとそいつを捕まえて、ダンボールに入れて家に連れ帰った。
ポリバケツにお湯を入れて鳩をその中に入れてあげた。
よほど気持ちがいいのか鳩は目をつぶってじっとしていた。知らないだろうけど、鳩は水鳥でもないのに水に浮かぶことができるんだよ。

30分ほどお湯に浮かべていると羽の中から、小さな虫が出てくる出てくる。びっくりしたよ。野生の鳩ってこんなに沢山の虫に寄生されてるのか。
すぐに除虫剤を妻が買ってきてくれた。
それを羽にまぶしてやると、すごい数の虫が新聞紙の上に落ちて死んだ。気色悪かったけど、コレでこいつも身体が痒くなることもないだろう。

こっちの好意も知らずに、手負いの鳩はすごく警戒していて、近づくとすぐに手に噛み付いてくる。
部屋の中では落ち着かないだろうからダンボールで巣箱をこしらえてあげてベランダで買うことにした。名前はポッポに決まった。

妻が動物病院に連れて行って診てもらうと、骨は折れていないので後は本人のやる気次第、と言う診断だった^^;

餌を与えているせいか段々と元気になっていくポッポだったが、体力がつくにしたがって一層攻撃的になっていった。
巣箱を掃除しようとすると滅茶苦茶に突付いてくるから、すごく痛い。

それでも何とか飛べる様にしてやりたいので、部屋の中で低いところから放り投げたりして羽ばたく練習をさせていた。
ポッポにとってはいじめられてるとしか思えないだろうけど、しょうがない。

時折、複数の鳴き声がするので、気づかれないようにベランダを覗くと、どこからか鳩の友達がやってくるようになっていた。

どうやらうちの家族はポッポに嫌われているようなので、なるべく構わないようにしてたつもりだったけど、それでもストレスが溜まっていたらしい。
ポッポは自分の胸の羽毛をむしるようになってきた。
円形脱毛のように羽が抜けて地肌が見えて痛々しいが、軟膏を塗ってやるぐらいしかできることがない。
これ以上飼っていてもかわいそうだから動物園に預けた方がいいのかな。
妻とそんな話をしていた。

そんな矢先のある朝、ベランダを覗くとポッポの姿はなかった。
4Fのベランダから飛び降りたようだ、すぐに下に降りてベランダの下の植え込みや溝や建物の隙間を探したけど、ポッポの姿はなかった。
道路に飛び出して、車に轢かれてるかもしれないので、近所の道路を探し回ったがどこにも見当たらなかった。

あいつは飛んで行ったんだろうか。
あるいは猫にやられてしまったかも知れない。
いずれにせよ、野生のあいつは最後まで野生を貫き通した。
俺はあいつにとって迷惑な存在でしかなかったんだな。

ごめんよポッポ。

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2007年03月23日

記憶の中にだけある故里

車を購入したのでドライブがてら、楠葉の実家を訪れた。
京阪電鉄を利用すれば大阪まで35分京都まで25分のまさしくベットタウン。
淀川もここはまだかろうじて水はよどんでいない。対岸はサントリーのウィスキー工場がある山崎。

俺が中学生に上がるときにこの町に引っ越してきた。
その頃は本当にど田舎で朝早くに窓を明けると道路にウサギが二本足でひょいと立ってこちらを眺めてたこともあった^^
それもびっくりだけど、舗装した道路の脇のみぞに透明の川エビが沢山生息してたんだから、どのぐらい自然が残っていたか想像できるだろう。

夏は夜中に30分も山に入ると、40×30×35cmぐらいのプラスチックの水槽に、ふたが閉まらないぐらい沢山のカブトムシとクワガタが採れたもんだ。
こちらでは(多分京都もそうだと思うけど未確認)クワガタって呼ばないんだ。
ミヤマクワガタっていう鎧を身にまとったようなメチャかっこいいけど、情けないほど弱いクワガタを“平家”。
大クワガタを代表してヒラタクワガタやコクワガタなどの平べったいクワガタを“源氏”って呼んでた。
俺は平家のフォルムが大好きだったんだけど、源氏と一緒に一晩水槽に入れておくと、朝起きたときには必ず平家は首を飛ばされてた^^;
懐かしいな。
あの山々もほとんど住宅街になってナントカが丘とか、それらしい名前がついている。カブトムシは・・・・・いるはずも無いか;

何百年以上も前からあった山を簡単につぶしてしまって、本当にコレで未来は明るいと言えるんだろうか?
少なくとも日本が水の豊かな国だったのは過去のことだろうね。
すでにどの家庭も飲料水をマーケットで買って飲んでるんだから。

昔、山に源氏を採りに入ったときの事。中二の夏休みだったかな。
川の中にすごく美しい魚を見つけたことがあった。
背中が青緑色で黒い斑点が星のように付いていて、5匹ぐらいで悠々と泳いでいた。
すごくそいつが欲しくなって、急いで自転車をこいで家に戻って網とか竿とか持ってその場に戻ったけど、その魚はどこかに行って、もういなかった。
大人になってアマゴの写真を見たときにわかった。あの時、俺が見たのはこいつだったんだって。
コレが俺がアマゴ釣りを始めたきっかけだな。

今では各地の漁協が頑張って稚魚とか発眼卵とかを放流してるから、アマゴは普通に釣れる。
読み物を開くと俺が中二の当時はすでに絶滅種とされていた。あの時見た魚は幻の渓流魚だったんだ。
そんな魚が当時、楠葉にはいたんだ。

その川は住宅街の溝にとって変わられた。あの山も今は無く、俺の記憶の中にしかそびえていない。
それでもあの夏は時折夢に現れては、俺に懐かしい気持ちで朝を迎えさせてくれる。
その後いつも思うのだ。
日本は本当にコレでいいのかと。



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2007年03月21日

LOOP COUNT ERROR

ブラックバス釣りに代表されるルアーフィッシングは、基本的にキャッチ&リリース。
釣った魚を無闇に殺さずに逃がしてあげる、ってこと。
ビデオで見たことあるだろう。バスアングラーが長時間かけて吊り上げたバス。
口を持って高くかかげてにっこり笑って、その後キスして逃がしてあげてるシーン。かっちょいい!
なんて自然に優しい遊び人なんだろう。

そんなこと俺が思うわけない。

口にフックをかけられて、痛いのに必死でもがいて逃げて、それでも糸は切れなくて・・・・。
体力尽きて吊り上げられた挙句「Good fight!」なんて言われる魚の身になってみろよ。人間の身勝手さがよくわかる。
魚はヌメヌメしてて気持ち悪い人もいるだろうけど、人間の手にも雑菌が一杯ついていて、人の手に触れた魚は高い確率で皮膚病になるんだ。
しかも泳ぐ力も尽きた魚だ。逃がされても死んでしまうか、運よく生き延びても元の状態に戻るまで相当時間がかかる。
キャッチ&リリースなんて奇麗事だ。魚を大切に思うなら釣るな。

琵琶湖を代表する漁協は在来種が絶滅するからという理由づけで、ブラックバスやブルーギルの駆逐に躍起になっている。
バスはFish eater、魚を食う魚だからね。
でも、ちょっと考えて見たら在来種は絶滅しないってすぐにわかる。
バスが小魚を食べる→バスが増えて小魚が減る→小魚が減るとバスは餓えて死ぬ→バスが減ると小魚が繁殖する。
自然界の当たり前の摂理でしょ。
どこかで均等は保たれる。人が手をかけなければね。
漁協は自分たちが獲る魚が減るから死活問題なんだろうけど、問題を置き換えてる。
バスを食べる方向で話を進めればいいのにね。ソレも努力って言うんじゃないの?
大体ブラックバスもブルーギルも日本が餓えていた頃に食用魚として進んで輸入したくせに、今になって悪者扱いか。
日本中にバスが広まったのも、琵琶湖の稚鮎を各地の河川に無制限に放流してるから一緒にバスの稚魚が混じっているからでしょ。
釣り好きがバスの稚魚を川に放した、なんて話は無いとは言えないけど、本筋とは思えない。冷静に考えたら信憑性にかけるね。

ところで俺はというと、キャッチ&リリースは基本的にしないから、バスでも釣ったら食べる。本当に食べる。家内に聞いてみろよ。
アマゴもチビはリリースすることが義務付けられてるから、身体に触らないように逃がすけど、大体は焼いて食べる。
俺と勝負して負けたんだから大人しく食べられろ、って言うのが理由。
だけど、コレとて怪しいもんだ。でしょ?
単なる俺のジェスチャーに過ぎないね。
わざわざ釣らなくても他に食べるものはいくらでもあるんだから。

告白すると、俺は狩りが好きなんだろう。
清流の白泡の中から魚を引き抜いた瞬間は達成感を感じる。
魚を愛してるけど、魚を殺すことに喜びを見出してる。俺はこんなやつだ。
コレが俺の背負った業なんだろう。
対人でも似たようなことをきっとしてるはず。いつか報いを受けなければいけない。

でも人はみんなどんぐりの背比べのようなもの。
自分が手をかけなくても誰かに殺してもらったた牛や豚を食べているし、小鳥をかわいいと言いながら、鶏肉を食べてる。
私はベジタリアンだから、なんて話しになると、植物も生きているけど・・・・なんて話に進展してしまって、後頭部から煙が立つよね。
人間なんて所詮こんな生き物だ。
でも、そこからはじめなきゃ。そこから話をしないとダメな気がするよ。
自分は悪いことをしてるんだ。人間は罪深いんだって認めるところから始めないと好転はしないだろな。

バス釣りの話から、なんだか壮大なテーマに切り込んでしまってちょっと後悔してるけど、大事なことだよね。
ぐるぐる回って振り出しに戻るだけかも知れない。
でも、考える価値のあるテーマだと思う。


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2007年03月20日

君はかわいそう

色んなものを持っているのに
気づかない
君はかわいそう

自分は孤独だと
闇ばかり覗きたがる
君はかわいそう

自分にないものばかりを探して
不幸だと嘆く
君はかわいそう

なくして初めて
幸せだったんだと気づく
君はかわいそう

今日もビールを片手に
ちゃんと見ているよ


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2007年03月07日

光と影

遊ばなければ
ストレスが溜まる
遊び過ぎれば
疲れが出る

暗闇では
目が利かないが
まばゆいばかりでは
何も見えない

光を求めると
影が出来る
光があるから
陰がある

光と影で形が生まれる

posted by 成記 at 00:00| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

Lies

不如帰達は謳った
俺の前で

ゆっくりと 時間をかけて
積み上げてきたものを
一気に崩すさまは
ある種の 爽快感さえ 引き連れ

怒りのため
悲しみのため
想い入れのため
思い遣りのため
プライドのため
あるいは それらを 振り切るために
血を吐きながらも
美しい声で 彼女たちは謳った

デキレースを始めた俺は
予想通りの結果に
ため息をつきながらも
次のページをめくるため
レジメを手探りしている

posted by 成記 at 17:16| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

清滝トンネル

京都の嵐山からすこし北の清滝に続くトンネルは、心霊現象が起こるスポットとして有名な場所。
 
前にラーメン屋をやってたときにバイトしていた大学生の男の子が、車の免許を取って、うれしいもんだから友達を乗せてドライブに行ったんだって。
それで何も考えずに清滝トンネルを通りかかったところ、それまで順調に受信されてたラジオが急にプツっと切れたんだってさ。
彼の身には何も起こらなかったけど、よっぽどショックだったらしくて、その足で店まで来て、大騒ぎしてたよ。
やっぱりあのトンネルはやばいって。
 
でも、普通わさ、トンネル入ったらラジオって電波届かないよねぇw
 
posted by 成記 at 17:12| 京都 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月07日

It Is The Hard Days Night,Tonight.

今日オペレーターの皆さんに説明会を開きたいと思うので、21:30分にラウンジに全員を集めてください。
昨日の出社前に会社からコールがあった。
 
うちの会社は派遣業務。
要するにクライアントの業績が思わしくないから、人員削減するのに言い訳したいから、みんなに声をかけて集めてくれ、とということらしい。
説明会では、あきらめてる人、怒ってる人、さめてる人、今一わけのわかってない人(オレカ?
でも、こういうときにクイックに対応できる様にクライアント側は高い賃金を払って派遣会社に依頼してるわけだ。
 よくわかってるよ。
そういう会社だもの。
いざとなったらクビを切られても文句は言えない。
それなりの給料ももらってたしね。
 
しかし、急に人数を4割削減って。
40%だよ? 正気か?工程回らなくなるよ?
 
中村さん、どうしても残しておきたい人は誰ですか?
やっぱり俺にそんなこと聞くんだな・・・・。
 
仕方ない。こういうときが来たら迷わずに答えてやるさ。そう覚悟してリーダーになったんだ。
みんなのスキルは熟知してるよ。
でも、冷静に応対してるからって、俺が平気だと思うなよ。
言葉の使い方間違えたら殴るかもよ。
みんな俺の部下なんだ。
友達なんだよ。
 
みんな、ブログができたってはしゃいだ先にこんな話題でごめんよ。

これを読んだら殴っていいよ。
でも、俺も殴り返すよ。
 
これが俺の精一杯。
 
ごめんね。

 

Lost Child
 
 
 
 
 
      

      
posted by 成記 at 13:30| 京都 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

Oh、What a night!

給食を食べ終わってみんなで掃除してたんだ。
机を全部教室の後ろに追いやってね。
給食を食べてすぐに掃除するのは今日が土曜日だからさ。
土曜日もそういえば学校あったんだ。

お前も掃除手伝えよ、って言っても遊んでばっかりのやつがいてさ。
よく見るとそいつは俺なんだよね。

その俺は一所懸命床を拭いてる女の子のモップの先を踏んづけたり、拭いた後の窓に顔くっつけたりして、ホントにろくでもないんだよ。
挙句のハテに並べた机の上を走り回ったりしてさ。

そしたら恐怖の大王が来てね。
泥の化身で今回は現れた。
頭が教室の天井に届くでかいヤツなんだ。

みんな我先に逃げたさw
泥の化身はゆっくりと追いかけてきた。汚いものを撒き散らしながらね。
廊下を必死で走って俺は防火扉を閉めたんだ。
みんなも一緒に手伝ってくれて扉を押さえてくれた。

大王が近づいてきた。

みんな絶対に力ゆるめるなよ。
声を掛け合いながら全身の力を扉に込めたんだ。
そしたら扉の向こうに誰かいるんだ。
何も言わないけど扉をたたいてる。

そいつはやっぱり俺だった。
いや、もしかすると友達だったのかも知れない。

しばらくして大王の気配が消えたから、扉を開けてみたんだ。
そしたら扉の向こうで逃げ遅れたそいつは雑巾になっていた。

拾いあげて絞ってみたら黒い水が一杯出てきた。
誰も見向きもしないから、俺はその雑巾を自分のランドセルに入れたんだ。

家に帰ってランドセルを開けたら雑巾の臭いにおいがした。
くさっ、って鼻をつまんだよ。
でも、なんとなく懐かしかった。
自分にふさわしい感じさえしたんだ。





今は見ない。
おそらくこの先も見ることは無い。
小学生の頃に見た夢。

 

posted by 成記 at 12:26| 京都 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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